FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

少しばかり後ろめたい所がある。 - 2007.04.14(ポケットの窓から)
NEC_0067.jpg

写メ 「今日の桜」

はる 2119
 この間誕生日を迎えて55歳になった。まったくいつのまにやらという感じだ。

 そういえば、ちょうど30歳になったときに「絵を描いて生きて行こう」と決めた。と言えばかっこいいけれど、本当の所は真っ当な仕事が勤めきれなかったというのが当たっている。

 多くの人は誤解するけれど、絵を描くことを選択したのではなくて、反対にそれしか残っていなかったというのが真実だ。あれもこれも何でも出来るなら、あえて絵を描くことなどしなくてもいいと思う。

 あくまでこれは実業ではなくて虚業ではないかと少しばかり後ろめたい所がある。

 ある人が流行っていた有名なギャラリーをやめた。そのお店は雑誌なんかでもよく取り上げられていて、注目されていた。都会のど真ん中にありながら、お店の中は土間になっていて、カベはもちろん土カベだった。

 その場に置けば、大体のものが一ランクよく見えた。骨董屋やギャラリーといったものはそういったもので、ある意味人を欺いて商売していると、我慢できなかったらしい。

 で今は廃業して田舎に田圃を借りて百姓を始めた。物凄く、真っ当な思考だと思うけれど、多分私にはそこまで覚悟ができない。

 絵を描いて生きて行くなど、まぼろしだ。実態の無い虚業なんだ。そんなほんの少し後ろめたい気持を持って生きて行くのでちょうどトントンだ。



comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4075)
未分類 (209)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (166)
作品 (238)
写真 (69)
今日のアトリエ (84)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (58)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (21)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (7)
フリーエリア

designed by まて