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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ウルフムーン - 2024.01.27(ポケットの窓から)

昨日のウルフムーン
携帯ではこ程度
、、、、、
 学生の頃から考えていたことは、今ここでリンゴを描いて何になるのだということだな。リンゴをりんごらしく描写することは非常に大事だという事はよくわかっているけれどね。今は修業の身だからりんごを描く事に一生懸命だけれど、やがてはもっと大切なことを表現する人間になるのだろうと思っていた。しかし、リンゴを描く事が上手は人はより上手にりんごを描く事に夢中になるのだな。
 もっと大事な事、そう今自分が直接考えていた将来の事、これからどう生きて行けばいいのか、よりいい人生ってなんだ?そんなことを絵を描くことで直接表現したかった。誰かに聞いてみたかった。しかし、だれもそんなことには答えてはくれない。
 絵画は確かに直接に答えることには適した表現媒体ではないけれど、自分はどうにかして例えば絵を描かない人たちに対しても直接こころに届けたかった。そういう方法はないかといつも探っていた。
 そうでなければ絵に人生をかけるだけの価値はないではないか。ただの壁の飾り、奇麗だ、かわいいで済んでしまうようなことならあまりにも悲しい。
 今回若い学生たちにある意味問いかけたのは、絵を観るとは自分の心の中を観ることだよという事だった。好きだ、嫌いだでもいいのでとにかく自分の言葉で表現することで、その絵を自分の中に取り込むことになる。そうやって初めて自分の血になり肉になって行くのだな。
閑話休題
 完売作家だとかちやほやされ、今を時めくアートフェアで現代美術として投機対象になったりする。何だか訳がわからない物に数千万と取引される。羨ましいけど何かが違う。大体がまがい物だ。しかし、悲しいかな同時代人には見えないのだな。バブルと同じだ。マネーゲームに過ぎないと私は思う。あえて否定はしないけれどね。今を時めく力のあるものには近づかないことだ。ご用心ご用心。



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