
2007「おおいなるもの」F130 混成技法
第81国展
山梨英和大学蔵
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寄贈した作品の中で一番新しいものです。思わず国展の初出品から振り返ることになってしまった。どんな作品が評判がいいのか、客観的な数値がでるので面白い。こういうことが出来るのもネットならではだな。初出品の作品が意外に評判が良かったのは嬉しいかった。
基本なんだろうな、どんなかたちであれ表現したいという欲求が根底にあるのだと思う。モノを考えることは書くことであり描くことであるというようなことか。
中学生の頃から日記を書く習慣があって、何かしらものを考えながら書いていた。高校生になった頃は更に膨大な量になって、机に向かって勉強しているフリをしながら実際は雑文を書いていた。いつのまにか書きながらモノを考えることは楽しみの一つになっていた。ある時にこんなものが残されることが恥ずかしくなって全て廃棄した。いまでも後悔していない。
まだブログやsnsが無かった2000年以前からホームページを開設して日記がわりに掲示板で駄文を発信していた。そのバックナンバーが最近8000を越えた。これは見られても恥ずかしくない適当なもので、ノートにつけていた雑文がネットに代わっただけだな。
よく続きますね、と言われるけれど好きな事は誰でもできます。要するに仕事でも何でもない、ただ好きであるというだけだな。強制されてやって続くものではない。才能があろうがなかろうが芸術であろがなかろうが関係ない。面白いか、面白くないかそれだけだ。