
2023「バラ窓と鳥」f6 途中 混成技法
未完
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「バラ窓 ばらまど ゴシック教会建築などのファサードに、バラの花のような形にステンドグラスがはめ込まれた円形の窓のことです。 円花窓、車輪窓とも呼ばれます。 キリストを太陽になぞらえて造った円形の窓から発達したもので、その最も古い例は12世紀イタリアの聖堂にみられます。」
バラ窓を描こうと思っていたわけではない。元々は赤いインド綿に刺繍がされていた。後々たぶん困るだろうなという予想の元にコラージュした。案の定刺繍の凸凹から見える赤い布地がどうしようもない。しばらく放っておいて何気なく見るとそこには教会のバラ窓が見えた。ゴシックのバラ窓はノートルダム寺院のステンドグラスなどがはめ込まれた豪華なバラ窓が有名だけれど、私がイメージしたのはフランチェスコ教会の質素なバラ窓だ。
イメージというのは不思議なものだ。たぶんどこかで見たであろう事やものが混ざり合って潜在意識の中に眠っている。それが何かの切っ掛けで浮かんでは消えたりする。我々の仕事はそんな曖昧な光景を色や形に置き換えて見えるようにすることではないかな。形や色は描写したものではないの