
はる 8048
わたなべゆう展5月21まで
甲府 あさひギャラリー
ゆうさんはもっと評価されてもいい。
美術館収蔵級の作品が値段がついて展示されている。欲しい作品がいっぱいあった。
(一応撮影許可は取りましたが、他に盗用されないために、画像に無粋な斜線を入れました。あしからず)
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ゆうさんとの想い出
あれは私が銀座で初めてか二回目の個展の頃だから90年のころだと思う。当時私も色んなコンクールに出品していたので、ゆうさんの名前は知っていたけれど面識もなくもちろんDMなど出した覚えもなかった。銀座の歩道をでかい男がぼろい布袋のようなものを担いで悠然と歩いていた。誰だろう?ホームレスにしては小奇麗だし、とにかく他を圧倒するようなオーラ―を出していた。かっこいいなぁと観ていたら、何と私の個展会場に入って行くではないか。慌てて会場にはいって挨拶を交わしたのを覚えている。それから銀座で個展を開催した時は毎回来てくれた。今年表をみると歳は私とさほど変わらないのだな。
それから二三年後の活躍は目を見張るものがある。上野の森で大賞をとって安井賞まで、気が付くととんでもない大物になっていた。しかし、大器は最初からそんな雰囲気を備えているもので彼は無名の時から変わらなかった。時代が追いついただけだな。