
2023「私はわたし」22x15cm 混成技法ドローイング
画用紙 千代紙 アクリル 土 墨 ボールペンなど
企画画廊くじらのほね DM
■2023年 4/27(木)~5/14(日)
榎並和春個展
個展タイトル「ゆめのまにまに」
千葉・山口画廊 4/30(日)作家在廊予定
企画画廊くじらのほね 4/29(土)作家在廊予定
同時開催
山口画廊 043-248-1560
くじらのほね 043-372-1871
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千葉の二つの画廊でタブロー(板絵)とドローイング(線描画)を同時に開催するようになって3年目です。本来というのか、大体というのか、普通は近所で同じ作家の展示会をすることはタブーです。タブーでないとしてもあまりいい顔をしない場合が多い。特に狭い世界ですから、私は避けるようにしている。まったく気にしない作家もたくさんいますが。
しかし、この二つの画廊は師弟関係から親子関係のようなものですから特別かもしれません。元々この地域ではその筋では有名な、そろそろ開廊20年になる老舗山口画廊が頑張っていた。その山口さんを慕って開廊したのがくじらのほねのIさんなんですね。山口さんは儲からないから最後まで反対していましたが、それでも同じスタイルの企画画廊として最初から出発したのですからその心意気は大したものです。
画廊だけではないかもしれませんが、お店というのは不思議なものでそのオーナーと同じように顧客も年を重ねてゆきます。ですからオーナーが若ければその分若い顧客が着くというわけです。山口画廊のように老舗になってきますと、当然顧客もそれなりに年をめしている方も多くなります。それはそれでいいのですが、商売としてはマイナスになることもあります。結果論ですが、くじらのほねと合同開催することでお互いの顧客が行き来して活性化がはかれたと山口さんは満足そうでした。