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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

 色みえで、うつろふものは、世の中の、人の心の花にぞ、ありける - 2006.10.12(日記)
はる 1940
  個展によせて・下書き 2

       「うつろふもの」      

 イタリアルネサンスの頃に描かれた絵を観て気付いたことがある。空飛ぶ優雅なクロワッサンのような雲は、写実だったんだなぁということだ。同じ雲でもああいった形は日本ではあまり見かけない。

 私たち、モンスーン気候に暮している人間にとっては、毎日が雲とか霧の中にくらしているようなものだ。それ故、墨絵のような、境目があいまいで、さだかではない、ボヤボヤとしたみず絵を生み出した。

 世界には色んな民族や人種がいて、そこで生まれた風習や文化は、その地方の自然を違うかたちで表したものだ。

 風のように吹かれ、水のように流れる。そういった「うつろふもの」に自らのこころのありようをみたのは、故無いことではない。

 色みえで、うつろふものは、世の中の、人の心の花にぞ、ありける(古今和歌集)

 そんなことを考えながら、今年もまた色とかたちと言葉であそびました。一緒に楽しんでもらえると嬉しく思います。


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