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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

出番前 - 2023.02.14(ポケットの窓から)


はる 7955
  つれづれに         
 二十歳の誕生日に油絵の道具一式をお袋にプレゼントしてもらった。今でも覚えていますが神戸大丸の手前の小さな画材店だった。あれから半世紀が過ぎた。
 絵描きになるとか、生涯つづけていくなどとは夢にも考えていなかった。とにかく日々ぐーたらに生きている息子を案じて「絵でも描けば横道にそれないで生きていってくれるのではないか」という親心だったのではないかな。
 何年か夢中になってやってきた時に、絵を描く友人から「絵などやってもどうにもならない、人生を棒に振るだけだぞ」と諭された。その通りなんだけれど、もう後には引けないほどのめり込んでいた。
 三十歳になった時に定職に就くことを止めて、とにかく絵を描いていくと決めた。これが大きな転換期かな。
 ともあれ、こうやって続けてこれたのは最初にきっかけを作ってくれたお袋のおかげと感謝している。
 何故こんなことを思い出したかといえば、今年はお袋の13回忌だ。

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comment(2)

 
 
いや、どうもありがとう。我々ももう少しだな。楽しまなきゃね。また。

 
十三回忌か、私の父親も来年の1月3日で13回忌。同じころだったんだな。

私事だが今年は、夏に母親の一周忌、12月には父の十三回忌。
まあ、そういう歳になったということだな。

「ゆめのまにまに」
いいねえ。良い言葉をみつけますね。

今、父も姉も母も鬼籍に入って、まったく「夢のごとし」だな。
しかし、まだまだ「ゆめ」の続きを見てる身としては「ワクワク」したいもんだな。

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