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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

一番星 - 2022.12.13(作品)

はる 7892
絵描きとして出発
教員養成系の教授は日展系の先生が多く、多くの学生は指導教官の属している団体展に出品することが通常のことだ。それが一番出世が速いとされる。私もあまり考えることもなく最初に挑戦した公募は日展系の団体だった。何度か入選を繰り返してやがては会友になり準会員になるというのが日本型の階段の上り方だろう。5年ほど出品したところで次第に画風が合わなくなって違和感を覚えるようになった。指導教官にはお世話になっている手前、なかなか辞めると言い出せなかった。そんな思惑が透けて見えたのか、ある年に落選してしまった。このまま続けて行くことに苦痛を感じて頃だったので、先生に長い手紙を書いて辞めることにした。人生に大きなターニングポイントがあるけれど、この時期もそうだな。それでもう団体展はしばらくやめにして個展を中心に発表して行くことにした。それが1988年の初めての東京の個展になる。あれから34年経った。やがて在野系の雄国画会に出品することになるのだがそのことはまたの機会に。


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