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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

シュワキマセリ - 2022.12.09(ポケットの窓から)





はる 7888
小学校に上がる前に近所に子供たちを集めて日曜学校を開催している家があった。今から考える明らかにキリスト教の布教活動の一環であったのだろうけれど、日本全体がまだまだ貧しくお小遣いも充分にもらえなかった時代に行けば必ずお菓子をくれて、歌を唄ったり、ゲームをしてくれる家は有難かった。母親は苦々しく思っていたようだけれどね。年に一度クリスマスの晩に下町の教会まで出かけて行く。キリスト教など全く知らなかった子供にとって教会のミサは恐ろしいような衝撃だった。今のようにテレビなど無かった時代だからな。真っ暗な部屋に入って何やら美しい音楽が流れてくる、それだけで震えるような感動をした覚えがある。「シュワキマセリ」「モロビトコゾリテ」というのは「主は来ませり」「諸人こぞりて」だとしったのは随分経ってからの事だった。

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