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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

青いパパイヤの香り - 2006.10.03(作品)

青いパパヤの香り  

2006 F8 「青いパパイヤの香り」

おなじみ義さんのグループ展 が始まります。

春陽会神奈川研究会展が10/7~12まで、横浜市民ギャラリーでおこなわれます。横浜にお越しの節はなにとぞご高覧のほど,御願い致します。


はる 1930
 「青いパパイヤの香り」についてbbsに質問がありましたので、喜んでお答えしましょう。
 
  「青いパパイヤの香り」はベトナム映画のタイトルです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005ELJC

 ほとんど中身は忘れてしまったけれど、主人公の娘さんが髪を洗うシーンだけが頭からはなれません。美しいと思った。そんなことがこの下地にあったんだと思います。いろいろいたずら描きをしていたら、ふと髪を洗う女の人が出てきたのでそのまま絵にしました。

 昔書いた映画の紹介があったので転載しておきます。んじゃ。

*「青いパパイヤの香り」(ベトナム)

  「はる783より転載}

 昔観たベトナムの映画(「青いパパイアの香り」???)に暑い夏の夜、こうこうと輝く青い月影のもと、長い髪の人が石畳の中庭で髪を洗う、そんなシーンがあった。美しい光景だと思った。

 ベトナムといえば我々の世代はベトナム戦争を嫌でも連想する。鬱蒼と茂った熱帯雨林をこともなげに枯葉剤で枯らせてしまい、それだけでは終わらず、その後にはたくさんの奇形の動植物が生まれた。そしてそれは当然まわりまわって人間にも影響していた。
 重装備したかの国の軍隊に、家や田畑を容赦なく焼かれて、命からがらはだしで逃げ惑う子供たちのシーンが報道されて、脳天気にもそのときの印象は、「あぁこれが自分たちでなくてよかった」というものだった。「アジアは貧しい、貧しいのはこんな目にあうのだ」というとんでもない、お門違いのおもい違いを平気でしていた。

 最近近くの水田に水が入り、青々とした小さな苗が規則正しく風になびいている。我々モンスーン気候に住む民族にとってこういった風景は原点であり、なかなか心やすらぐ風景だ。

 世界には色々な民族がいてその固有の文化や文明を持って発展してきた。こうこうと輝く月影のもとで湯浴みする風習のどこが貧しいのだ。電気仕掛けでブンブンと空調をきかせて、思う存分シャワーを浴びるそういった方が実際は貧しいのではないか。
 そんなことを思った。



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