
はる 7778
2022 小さい花 SM部分
未完
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学生時代は静物画ばかり描いていた。静物はモチーフを自分で選んで勝手に組み合わせることが自由に出来るからだ。参考にしたのはセザンヌだった。単に描写することに飽きた私は画面を解体してもう一度自分の理で組み直すことに夢中になった。セザンヌからキュピズムのピカソ、美術史を目の当たりにしてその臨場感にワクワクした。
絵を造る事の面白さは単に描写だけしていたのではいつまでたっても分からない。描写と絵を作ることの間には大きなギャップがある。何というのか、日本の教育のように上から言われたことをあまり考えることなく真面目に繰り返すような学習方法では無理ではないかな。ここでもやっぱり自尊独立というのか、自分はこう考えるという方法論を大切にする教育が大事だと思う。