
家の近くにほぼ毎日散歩する公園がある。八時半を過ぎると近所のお年寄りがグランドゴルフを始めるので、まぁお互い邪魔にならないようにそれまでに終わるようにしている。よく見ると児童公園という名札がぶら下がっているのだが、子供の姿はほとんどみることがない。
子供たちの遊具も昔は色々とあった。ジャングルジムとか回転する遊具だとか、大小のブランコ、つい最近まであったすべり台も撤去されてしまった。理由は危険だかららしい。そんなこと言えば木登りも海水浴も川遊びも釣りも危険だらけだ。思うにそれは管理する大人が責任のがれするために危険な物を遠ざけただけで、子供たちのためにといっているのは自分の保身のために過ぎないような気がする。
この国はこんなつまらない国になってしまった。