
haru
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2020「ジェルソミーナ(サーカスの少女)」F20 ⓔ混成技法
再掲
阪急うめだ個展で展示予定
榎並和春絵画展
旅寝の夜話
2022 6/29〜7/5
阪急うめだ本店 7F美術画廊
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いよいよ来週の水曜日から大阪です。昨日絵を送り出しました。ドローイングを含めて総数54点ですからけっこうな量です。私のやり方は一年かけて何か所か地方の画廊を巡回する方法を取っている。完売しないので、こんなことが出来ます。一つの作品を出来るだけたくさんの場所で展示するにはこの方法が一番ベストだと思います。
最初から目論んでいたわけではありませんが、ほぼ30年かけてこんなスタイルが出来上がった。展示してくれる画廊もデパートもあり町場の画廊もありと色々です。画廊と作家はフィフティフィフティだと思います。若い人はすぐに何とか結果を出したいと焦るのですが、すぐに結果が出るものはすぐにダメになるものです。じっくり構えてゆっくり画廊との信頼関係を作って行くのが遠回りのようで一番着実のように思います。いい仕事をしていれば誰かが必ず観ていて、成るようになってゆくのです。
作品の評価は自分では難しいですね。そんなことを考えて作ってはいませんから、歴史的に名を遺した天才たちはかなり破天荒な生涯をおくった人が多い、例えばカラバッジョは殺人犯として逃げ回っていたし、聖職者のフィリッポ・リッピは色事師でかわいい尼さんを騙している。たぶん私の場合は自分の作品と自分とは等身大だと思います。だからたぶん大したものではないのでしょう。