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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

 2021「泉の奇跡」F20 ⓔ混成技法 - 2022.06.22(作品)

はる 7718
 2021「泉の奇跡」F20 ⓔ混成技法
再掲
阪急うめだ個展で展示予定
榎並和春絵画展
旅寝の夜話
2022 6/29〜7/5
阪急うめだ本店 7F美術画廊
・・・・・・・・
山梨新報6月エッセイ
新旧交代
 パソコンが無事戻ってきた。といってもHDや電子関係のトラブルではなく、明らかに物理的な異常な機械音だったので交換すれば済むと思っていた。今回は補償期間内だったので無料だすんだ。外国製の方がはるかに安くて性能もそん色ないように思えたのだが、あえて国産メーカーを選んだ。こんなことがあるとメイドインジャパンも信頼が無くなるなと悲しくなる。
 何から何まで日本は劣化しているように思う。日本型システムそのものがもう時代遅れ、取り返しがつかない。にもかかわらず上の方の頭は古い固定観念にとらわれて身内の者だけを優遇するような馬鹿なことをやっている。日本丸はもう沈みかけているのに利権争いして場合か。
 86年に派遣法が出来た時に、うたい文句は「これからは働きたい時に働いて、学びたい時に学べる」「中途採用のハンディも無く、各自の能力に応じてスキルアップできる」などといいことずくめの説明をしていた。当時私はすでにフリーランスで生きていたので雇う側にとっては都合の良い、働く側にとってまことに不都合な理屈がよく見えていた。フリーで生きるにはそれなりの覚悟が必要だ。30年かけて日本は徐々に腐った。
 いってみれば今までの滅私奉公型の日本的な職の在り方の終わりだな。なにも説明されずに荒野に放り出されたようなもので、いずれは収入が生活に追い付かず社会が疲弊してゆくだろうと思っていた。日本の奉公型の会社形態にもいいところがあって、能力のない者でもそれなりの仕事を与えられて生活できるというところがあった。まぁ共助というわけだな。出来るものが出来ないものを援助していたわけだ。会社そのものが一つの共同体として機能していたわけだな。
 しかし、昔は良かったみたいな懐古的な思い出に付き合っている暇はない。30年かけてじわじわ腐ってきたこの社会を一気に新しくすることは難しいだろうけれど、今手を打たなければ何もかも失ってしまう可能性が大きい。はっきり言って昔の価値観にとらわれている人たちに引退してもらう事だ。彼らの地位や名誉を担保したがためにどれだけの不利益を被っているかという事だな。今まで注目されなかった若い人や女性や性的なマイノリティの人たち、外国籍や障碍者など力があっても発揮できなかった多様な人々に任せるというのも一つの方法のように思う。
 さて私にとっても、あなたにとっても大事な選択の時だ。選挙が始まる。


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