FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

便利がすべてを駆逐する - 2004.10.17(日記)
制作過程6
はる 1216
 今日は寒い。
 いよいよ一気に季節が変わって行くという感じだな。寒いと何となく物事がクリアーになってゆく気がして好きだ。実際はそうでもないのだけれどね。

 近所に田圃がある。昨日今日で稲刈りが終わった。ここの親父はもう80を超えたおっさんだけれど、人懐っこい親父でそばを通る時はいつも話し掛けてくる。百姓仕事はやったことがないので、まぁそばで見ていても大変な仕事だなぁとはおもうけれど、こうやっていくつになっても昔とった杵柄で仕事が出来るのは,いい仕事だな。

 梅雨頃に稲が植えられて短い苗が風にぴろぴろ揺れている風景もいいけれど、黄金色に輝いて今か今かと待っている姿もいい。一気に刈られてその稲の跡が整然と残っているのもいい。脱穀してそこらあたりにモミを焼く煙がたつのもいいものだ。

 システムとして2000年以上かけて稲作をやってきた。稲は水を効率よく循環させることで、太陽熱を吸収し成長を加速させるという、また水の力で連作障害がないのだという話も嘘か本当か知らないけれど聞いた。水路をひいてほんの小さな土地があれば耕して畑や田圃にしてきた,日本の稲作文化が滅びてゆく。農業がつぶれてゆく。何千年もかけて培ってきたノウハウがたった10年やそこらで失われてゆく。消えたものは何倍もの努力をしなければ復活しない。

 今はまだいい、世界中から機械を売って食い物をかっている。本当にそんなので心配ないのかな。町が壊れてゆく。コンビに一つあったら、スーパーが近くにあったら、他の専門店は軒並みつぶれてしまう。「便利がすべてを駆逐する」効率がすべてなのかなぁ。ここの根っこは同じだと思う。

 それでは又明日。



comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4075)
未分類 (209)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (166)
作品 (238)
写真 (69)
今日のアトリエ (84)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (58)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (21)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (7)
フリーエリア

designed by まて