
はる 7591
2022 3/9~15
私の在廊は3/12(土)のみです。
普段はほぼ毎日絵を描いている。それが仕事だからということもあるけれど、年間に個展を4,5回開催するので、単純に考えても100点以上の作品が必要になる。描いている作品は大きくても20号で、ほとんどが10号以下の小品になる。なぜ小品しか描かないのか?といえばそれ以上のサイズは日本の家屋では飾ることが難しく、また高くなって購入する人が少ないからだ。
小さな作品を20点から30点用意して展示して各地を回るというのが私の方法で、いつの間にかそれが私の生活スタイルになった。売れるのがいい絵なのかどうか分からないけれど、売れないと生活できないわけだから、ある意味シビアではある。売れた売れた完売だと騒ぎたくもないけれど、売り絵だパン絵だと蔑まれたくもない。絵描きとはそういうものだ。
一年に一枚自分の背丈以上の大きな作品を描く。これはなんだろうな、自分の絵描きとしての矜持みたいなものだろうか。他人はどうでもよくて、自分なりの挑戦だと思っている。売れるとか売れないは関係なく、昨年までの自分をぶっ壊しながらどこまで行けるのか、どこまで深く掘り進めることができたか、果敢に挑戦してゆきたい。
どこまで続けられるのか、分かりませんがよろしくお付き合いのほどをお願いいたします。