




はる 7507
個展4日目
こうやって個展をやっていると、若い作家から質問を受けることがある。そうだな、自分にも覚えがある。どうやればいいのだろう。絵の描き方のハウツーものはよくあるけれど、絵描きのなり方についてのハウツーものはない。学校では教えてくれない。
これが正解というものがないのも正直なところだ。作家が10人いれば10通りの方法があるだろう。そのことを踏まえて私自身のことを書いてみます。
そうだな。まずは地元の画廊を探すことかな。これは貸し画廊で充分かな。地元は活動がよく見えるのでファンも付きやすい。少し活動すれば新聞などのメディアにも拾ってもらえる。兎にも角にも知り合いが多いというのは最大のメリットだな。どこまでも応援してくれるのが地元のファンだと思うので大事にしたい。ここで定期に個展をやって地道に固定ファンを作って行くことだな。
少し慣れてきたら、地元以外にも足を延ばそう。出来たら東京の画廊がいいな。なんせ東京は画廊のメッカだ。数多くの画廊が目白押し。気後れすることなく、チャレンジすることだ。お金も気力も時間もかかるけれど、やっただけのことはあると思う。ただし一回で終わっては何にもならない。出来たら毎年同じ頃、少なくとも隔年でやりたい。一枚も売れなくてもいい。兎に角やり続ける。どこかで誰かがみていると信じることだ。
続きは書けたらまた。