
はる 7492
130号の最新作。本当は来年の国展まで見せてはいけないのだけれど、最近閲覧者がかなり減ってきたので、反対にここで見せてもかまわないだろうと思った。この作品結構気に入っている。大きなイコンのようだ。
ここ最近の大きな作品に満足していなかった。なんだろうな、上手く言えないのだが、小作品の方が自分にとって言いたいことが凝縮するような感じかな。自分の手の内で温めて発散できるというような。身の丈に合っているというのかな。
小さい作品を描くように大きな作品も描けないだろうかというのが、最近思ったことだ。アトリエが狭いということもあるのかもしれん。130号を床に置いて描くと、自分の立つ場所がないくらいいっぱいいっぱいになる。
養殖の魚は生簀にあった大きさにしか大きくなれないという。まぁそれに近いかもしれんな。それでも与えられた条件の中で最大限の仕事をするというのが、ブリコラージュ的仕事だとおもうので、やるしかない。
もっと自由に、ぶっ壊しながら進めたい。
今日は130号の額装をするために、倉庫まで2枚を車の屋根に乗せて運ぶ。一枚の絵でもかなりの重量なので結構慎重に運転する。それにしても倉庫は3階なので運び上げるのが結構つらくなってきた。腕の筋肉が萎えた。午前中のこの仕事で、もうへとへとになってしまった。歳をとるというのはこういうことか。
昔は力仕事は割と得意であったのだけれど、まぁ怪我しないようにしないとな。