




はる 7460
少し前に戻って1992年頃ボロボロの中古の家を購入。ほとんどの壁を取り払い、畳を全てフローリングにする。まだリノベーションなどという言葉はなかった。解体から設計、施工、大工、塗装まで楽しみながら一人でやる。リメイクするだけなら誰の許可も要らない。分からなければ知りようがない、全て自己責任です。 ブリコラージュ的生活の原点ですな。
自分の棲家を作る。こんな楽しいことを人に任せるなんてもったいない。家を財産だと思うから間違える。屋根と壁さえあればどう住んでもいいわけだ。どうして誰もがそうしないのか不思議に思う。皆がそれに気づけば困る人がいるわけだ。
田舎は何処でも空き家だらけだ。上手くすれば手ごろな価格で中古住宅なら貧乏絵描きでも購入できる可能性がある。ただし普通の条件なら不動産に掘り出し物なしです。どこまで条件を下げられるか、広さなのか、便利さなのか、駐車スペースがあるか、公共施設へのアクセスなのか、日当たり、何を優先するかですね。
安いと言えど自宅の購入は一世一代の大きな買い物にはちがいない。キャッシュで払えるならそれが一番ですが、ほとんど場合ローンを組むことになる。ここで無理するとローンのために生き方を変えることになるので要注意。それでは本末転倒。無理のない家賃くらいのローンを組むことだな。フリーターは大手の銀行ではローンは組めない。信用組合か信用金庫あたりが無難です。年収の5倍が目安なので、確定申告のときは頭に置いておいた方がいいでしょう。