
はる 7436
1996/1/17イタリアスケッチ「農家の納屋」水彩
本人蔵
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憧れたのは浅井忠の「グレーの森」シリーズです。時間がたっぷりあったのでこんなことができました。場所を探すだけでも半日かかります、駆け足のスケッチ旅行では難しいですね。自分にとっては大切な宝物のような時間でした。滞在中はタブローは一枚も描いていません。一日に一枚スケッチをするというのを自分に課していました。どれもこれも変わり映えしませんが、まぁこれも私の一端でしょう。
SNSはある意味よくできた自己宣伝でツールで、ひと昔前なら無名の地方の作家が不特定多数の顧客に作品を見てもらうなどという事はありえなかった。まぁ嘘をついている可能性もあるわけだけど、長いあいだ色んな画像や文章を晒していれば自ずからいろんなものが透けて見えてくるだろう。
道具として使っているという事もあるけれど、やっぱり基本的には自己を表現するという事が好きなんだろうな。色んな切り口で観てもらいたいと思っている。