
はる 7417
表現者は時代の警告を発するカナリアである。
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学生の頃は勉強ができるか、スポーツができるか、これがとても大事な価値を持っていた。反対に言えばどちらもできない人間は学校生活はけっこうつらいものがある。私は音楽や美術、技術家庭科など付属科目が大得意であって、他の教科は人並かそれ以下だったな。特にスポーツはどれもこれも全く不得意だった。けっこう筋肉質でガタイがそこそこスポーツなら何でもできそうなので、反対にまるっきり手も足も出ないとガッカリさせられるようだ。今ならスポーツなど嫌いだと参加しないですむのだが、学生時代はどういうわけにはいかなかった。特に校内球技大会やマラソンみたいなものはできるだけ目立たないようにひっそりとしていた。普段結構目立つ人間だったので隠れるのに苦労したな。今でも時々、競技大会でボールが飛んでくる嫌な夢を見る。悲しい思い出だなぁ。