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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

オリジナルなものとは何なのか? - 2006.08.25(日記)
はる 1893
 普請中の家を監察するのが好きで、よく建設途中の家の周りをうろついて不審がられる。これは子供の頃からの癖で「べつに怪しいものじゃありませんよ」というのも実に怪しいので、なかなか難しい趣味だ。

 しかし最近の家というのは日本の風土というのを全く無視した特異な建築で、世界広しといえどこれほど短期間に住居の形態が変わった民族というのもいないのでないかと思う。

 住宅の基本というのは(その土地で手に入れることができる建材を使う)というのがもとになっている。ところが、今の日本の建築は世界中の住宅の見本市のようなありさまで、明らかに、日本の風土というものを越えて、個人の好みの問題になっている。

 ここからが本題なんだけれど、いつも考えることと似かよってくるんだけれど、ならば日本人のオリジナルなものとは何なのか?といわれれば途端に難しくなる。

 我々は伝統的に「文化の吹き溜まり」のようなところに暮してきた。もちろん大陸の影響ももろに受けてきたし、遠くはシルクロードを通って西欧の文化も吸収してきた。戦後はあきらかにアメリカの影響を受けた。

 言語を考えればよく分かるのだが、漢字まじりのひらがなでそこに欧米の言葉をカタカナやローマ字で吸収できる、非常に柔軟な言語を使っている。衣食住全てにおいても我々は(言葉と同じように)よく言えば柔軟に吸収しているんだな。それが今を生きているということなんだろうな。

 まぁ反対にいえば、今無垢の木や自然の建材だけで住宅をつくるのは贅沢になってしまった。「簡単に手に入るものでつくる」という原則合っているといえばそうなんだな。

 まぁ懐古趣味的に昔はよかったというだけでは生きてはいけないだろうな。

 ということで、また。


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