
はる 7253
サンフラビアーノ教会イタリア
天使ミカエル 疫病(悪魔)退治、彼の右手に剣、左手には魂の公正さを測る秤を携えている姿で描かれることもある。
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明日が十年目の3・11となる。皆さん覚えているだろうか、震災の後の停電、原発の爆発、このまま日本はどうなってしまうのか?そんな不安で夜もおちおち眠ることが出来なかった日々を。
車を運転しながらラジオを聴いていると、当時の福島の人たちの何とも言えない気持ちが生々しい臨場感で立ち上がってくる。それにしても皆さん健気だよな。真面目だよな。復興に向けて誰に文句も言えず黙々と活動してる。頭が下がる想いだ。
しかし、それにしてもおかしいなぁという違和感がぬぐえない。被災した人たちがまるで自分たちに非があるかのように黙っていることだな。言っても仕方ない事なのかもしれないけれど、それをいいことに国や加害企業はあまりにも無能で責任感がない。本当なら、責任など取れないかもしれないけれど、命がけでなんとかする。嘘でもそういうべきだ。未だにのうのうと存在して利益を上げている東電という会社が信じられない。
原発は即刻止めるべきだし。エネルギー政策の転換をするべきだろう。何を躊躇しているのか。我々の政府は何処を見て政策を進めているのか。今だけ、金だけ、自分だけじゃ日本はお終いだ。