
はる 7219
サンピエロと書いたようです。サンピエトロの間違いです。
サンピエトロの聖堂より噴水の方が気になった。しかし、イタリアにはいたるところに噴水や泉のモニュメントがある。有名なところではトレビの泉とかミケランジェロの広場にも有名なイズミがあったな。
三種類の白を使っている。ベースになったのはホームセンターで調達した珪藻土。何かつなぎの繊維が入っているようだな。それにしてもなかなか扱いにくい材料だな。感触としてはメリケン粉を水で溶いたような感じかな。床に置いて垂らして少し盛り上げる。乾くと面白い効果がでる。また濡れた時と乾いた時の発色もかなり違う。ぽってりとした暖かな盛り上げが面白い。
その上にアクリルのメジュウムで解かれた胡粉を塗りこんだ。これはもうかなり使って慣れているが、それでも普通のアクリル絵の具よりは扱いにくい。効果は半透明な紗がかかった感じになる。緻密に書き込むタイプの人には扱いが難しいかな。少し乾いてから水をスポイトのようなもので吹きかけた。全体にあやふやににじんで面白い。
最後は雲母。綺羅ともいう。これと青との相性がいい。かなり水で薄く解いても乾くとうっすらと色が付く。全体を乾かしてから、息を止めて一気に筆を走らせる。躊躇するとたまりが出来て絵が壊れてしまう。噴水の水の部分と周りの結界の部分がそれだ。