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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

バチカン - 2021.02.01(ポケットの窓から)


はる 7216
 24,5の話を書いている。当時が一番つらかった。今思い出してもけっこうつらい。問題は自分自身にあるのは分かっているのだけれどね。それでも少しはいいところもあったな。

 無職というのか、どこにも属さないというそうあることではない。学生ならどこかの学校に、会社なら会社、浪人生でも予備校や出身校に属している。生まれてこの方、何者でもない素のままの自分と対峙することは今までなかったわけだ。ちっぽけな自分というのを身をもって知ることになる。

 バイトの帰りに町中の喫茶店に入って珈琲を飲んだ。目の前にモネのルーアンの大聖堂の複製画がかけられていた。普段何気なく観ている何でもない複製画に心ふるえるほど感動した。しおたれた我が身に何となく寄り添って勇気を与えてくれたような気がしたな。たぶんそういった境遇でないと感じられない、観ることができないのだと今になって思う。

 それで絵描きになると決めたのであればめでたしめでたしなんだが、そんなに簡単ではない。絵描きになるというのも世の中を欺くための一つの方便だった気がするな。本当はただ単に怠けていたかっただけなのではないかと思っている。

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