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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2021.01.07(ポケットの窓から)


はる 7191
 2000年以降の活動はほとんど地方巡業作家としてどう生きて行くかに重点が置かれている。どちらかといえばそれまでは他人と競い合ってどうやったら勝てるのかということに主眼があった生き方が、本来の姿である自分の内面に向いたといえるかもしれんな。

 時代がどうであれ、他人ががどうであれ、作家は自分の内面を見つめてどう感じたか、どう思ったのかを思索してそれを発信してゆく。そういったスタイルが本来の姿であり、バブルに踊らされて人と競い合うスタイルからの卒業はいずれなさなければない課題ではあったのだ。

 2000年から昨年2020までの20年間に約80回の個展を開催している。絵を売ることを生業にしているという事もあるけれど、さっそうと世の中に出て行くタイプの作家ではない。もう決して若くはないという居直りかもしれないな。最初からそんな考えで地方巡業を始めたわけではないが、いつの間にかそういったスタイルになっていた。

 例えば作家というのはどういった存在かといえば二通りあるような気がする。一つは美術館や有名なキュレーターが時代を代表する作家として大規模な企画展を開催する。海外展や日本を代表する作家として招待される。代表的なのがベニスのビエンナーレ展だな。国を代表する作家たちの企画展だ。そういった華々しい活動が表とするなら、もう一方はほとんど誰も知られないけれど、地道にいい作品を発表し続けて表には出ずそのまま消えてゆく。

 まぁ作家としては前者の方が自己満足するかもしれないが、生き方としては後者の方が作家としての本来の姿のような気がするな。

 


 

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