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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2020.11.03(ポケットの窓から)


はる 7127
  最初に銀座で個展をやらせてもらった画廊のオーナーが言っていたことは、手っ取り早く売れるにはマニアックな絵の方がいい、それがだめなら自分の絵を描くことだと。確かにすぐにお客さんが付いて売れる作家になりたくはあったけれど、私にはファンが好みそうなマニアックな趣味も嗜好もない、悲しいかな人並外れた技量もない。

 出来ることは何だろうかと考えた。何にも持たない私にできることは、何もないことを武器にするしかなかった。この身を担保にして一心に求めれば何とかなるのではないか、捨ててこそ浮かぶ瀬もある。人は真剣に対峙しない人間のいう事など聞いてはくれない。反対に身を切った表現には魂が宿ると信じている。すぐには聞いてもらえないかもしれないが、いずれ時が来れば必ず聞き度どけてもらえるだろう。今でもそう思っている。

 しかし、そういったやり方はどこかで破綻を生じることになる。無理がたたったのか2000年に大病を患う事になる。死ぬか生きるか、そこから生活の習慣を変えた。今でも充分には食べてはいけないけれど、飢えて死ぬことはない。後何年あるか分からないけれど、そうやって生きて行けば本望だな。



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