
はる 7119
昨日の部分 こういった部分を取ってみると作者の息遣いみたいなものが見て取れて面白い。他人の作品としてみるとなお面白い。
モデルさんは最近パーマをあてたそうで、ソバージュというのか軽いアフロヘヤ―のようで描きづらい。髪の毛をまとめないで寝てしまうとそこらじゅうが髪の毛になってなお描きづらい。こういったものをどう表現するか、ということなんだけれど見えたとおりに描くそれしかない。「何とかの描き方」はあるかもしれないが、基本見えたとおりに描く。それだけだ。
目も鼻も口も一本の線だけれど、何となくモデルさんに似ている。似せるつまりはないけれどね。10Bという特別濃い鉛筆を使っている。ほとんど木炭のようだけれど木炭より硬い。筆圧は強いと思う。間違えた線の上からどんどん描いてゆくので、ぐしゃぐしゃした線が上から描かれる。委細かまわず描いてゆくという行為が好きだ。何かしらテクニックにとらわれるのは好きではない。自分の本性そのもので描き散らかしてゆくのが楽しい。