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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

キッチン - 2020.09.08(ポケットの窓から)


はる 7071
 今日は学校の授業をしながらこんなことを考えていた。

 理性的に考えて天国などない。人間死ねば魂もへったくれもなくすべてが消えてなくなって跡形もない。それはこの間の映画の「世界から猫が消えたら」というテーマと一致する。余命を宣告されたら後何日生きられるのかなぁ。。などと考えて滅入ってしまう。大方がそんな感じだ。どんどん鬱になる。

 老人になってうつ病になるのは何となくわかる。寿命がどんどん尽きて行くことの不安。あぁもうすぐこの世ともオサラバカ。。そんなことばかり考えているとうつ病になるわな。

 ところがどうだろう。世の先人たちは粋なことを考えた。この世のほかにあの世があるってね。嘘なんだけれど。嘘も方便騙されてみようか。誰も行って帰ってきたものはいないわけだから勝手に想像すればいい。仮に天国があるとすれば、先に行って待っている人がいる。そう考えただけでも楽しくならないか。余命が尽きてもそこからまた新しい世が始まるわけだ。何も悲しくない、寂しくない、かえって楽しみだというならそれも一つの方便だ。しくしくめそめそ暮らすより何倍もいいのじゃないのかな。



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