

はる 6986
パレルモのスケッチから作品を作った。実写の写真がたまたまあったので載せておく。ただし制作は写真など一切参考にはしません。かえって邪魔になるでしょう。
ドローイングといってもタブローとやっていることはほとんど変わらない。支持体が紙か布かの違いかな。違うのはこの風景の場合元になるスケッチが存在することだな。そういう意味では自由度が少し無くなるけれど、目標となるものが決まっているので迷うことがない。ただ、視覚の再現ではないので、絵になるかならないか微妙なバランスであることは変わらない。上手くまとめようとするとどんどん絵が小さくなって面白くなくなる。本来詰めて行けばどんどん仕上がって行くものだが、私の方法は壊しながら壊しながら仕上げて行くという一歩進んで二歩下がるような方法をよしとする。参考資料として実写とスケッチを載せておこう。制作中は何も見ません。