
はる 6980
どんな絵になるか、どんな絵になりたいのか、そっと絵にきいてみる。
大阪の阪急の個展が何とか開くことが出来そうでほっとしている。まだ予断は許さないけれどね。土日は閉めるとか言っていたのだけれど、デパートで土日閉められるとアジャパーだ。ただ準備段階として広報が不十分なのでお客さんはあまり見込めないらしい。止まるのは簡単だけれど、動き出すのは遅い。二年前から計画していたものだから、中止と簡単に片づけてもらいたくないね。
関西の皆さん、広報よろしくお願いいたします。
そうそう、この展覧会は私にとってはメモリアル。百回目の個展になる。第一回は83年でまだ美術館がなかったので県民会館の地下展示場で大作ばかり30点ぐらい並べた。最初の頃は2年に一度ぐらいのペースだった。その後88年に初めて銀座で個展を開催して、そこから年に3,4回のペースになった。
絵描きといっても自分でスペース借りて個展を開催しているままでは続けるのは難しいね。言葉は悪いけれど、食うだけなら他の仕事をした方がいい。だれも巻き込んでゆけないような仕事じゃ、続けてもあまり意味がない。まぁ誰にも迷惑をかけないという点じゃいいのだけれど、それだけじゃな、まだ迷惑をかけたほうが意味あるかな。どれだけ人生賭けたかという事だから。それが絵に出る。