

はる 6947
山口画廊展示の様子。
今日から山口画廊の個展が始まった。いつもこの画廊の展示はオーナーに任せっぱなしで私はほとんどタッチすることはない。今日から3週間の展示です。一週間休んでまた次の展示を始めるわけですから、私の個展の売り上げが直接画廊の売り上げになるという超シンプルで尚且つ危ない綱渡りの現状が分かっていただけるだろうか。
それでも15年ぐらい閉じないでやってこれたのは山口さんの捨て身の経営のおかげだと思います。だからといってこれからもやれるかというと非常に難しということですね。考えてみてもらえればよくわかると思うのですが、年間で12人か13人の作家の展覧会だけしかやらない、それもほとんど毎年か二年に一回ごとにやる常連の作家ばかりです。こんなので画廊としてやっていけるのが不思議なくらいです。これがまっとうな画廊の醍醐味でしょう。画廊を経営すると大見えを切るのであれば、そのくらいの覚悟をもってやってほしい。
コロナだといって休めないというのが現実でしょう。もともと3密とは縁遠いがろうですからほとんど関係ないのでしょうが、罰せられないかぎりオープンしいるそうです。オーナーに休まれるのが一番怖いな。くれぐれも気を付けてやってください。休む時はどうぞ遠慮なく休んでくださいな。