
はる 6946
ステイホームとか言われにておとなしく家にいる。犬になったようなきぶんだなワン。あくまでも私は居職の仕事だからずっと前からステイホームなわけで今に始まったことではないと断って置こう。
ドイツは「芸術は人生に必要不可欠なもので、芸術家を支援する」と堂々とかなりの給付金を配布したようだ。これは確かめたわけではないのであくまでも噂だ。でもかなり真実味のあるうわさだな。ひるがえって我が国の惨状をみるとこのご時世で芸術家支援どころではないという感じだな。まずもって多くの仕事がアジャパーになっているわけで、たぶんコロナが明けたら死屍累々の惨状であるだろうことは容易に想像できる。大企業ばかり政府は手厚く援助するので、これで壊れる企業は淘汰されて仕方ないと思っているようだ。
個人的な意見だけれど、私は政府からの援助はいらない。くれるというならもらうけれど、それをあてにはしない。大体どうなんだろう、芸術によって町おこしだとか、芸術は必要不可欠などという輩は芸術など何も理解していない。元々は芸術はあだ花のようなもので、必要だからあるものではない。それによって役に立つものでもない。反対に町がお金で腐敗して爛熟したところにあだ花として咲くものだろう。お金をもらって仕事でやるものではないね。どうしようもなく、どうしても欲しい、見たい聴きたい歌いたい心の底からわいてくるものであって、そうでないものはみんな偽物だ。文化が死ぬという、そんな簡単に無くなってしまうものなら元々必要ないのだ。どうやっても残るものだけ残せばいい。芸術とはそんなものだろう。