
はる 6920
まず使いところで言えば、学校の始業が伸びた。この調子でいけば連休明けまで開校できないかもしれないな。来週の日曜日にあるクロッキー会が会場をかせないということで中止、来月もダメということになった。私の教えているTAOも公民館が使えないのでこれも中止。6月までダメみたい。会場借りるのは二か月前だからもっとのびるかもしれん。
大きなところでは国画会が中止。展覧会そのものがなくなった。こんなことは38年やってきてはじめてのことだ。展覧会が中止になったのは終戦の年以来ということだから、これはも戦争と同じだな。おなじく山梨の美術協会展も中止、デッサン会も美術館が借りれないという事で中止。今のところほとんど何もかも私の関係している行事そのものがすべてなくなった。
毎日家にいる。家にいることは好きなので苦痛ではないし、かえってその方が仕事がはかどる。家職の強みだな。もともとオタクだからこれはいい。いいけれどお金が全く入らない。いつまでもこれでは干乾しになるだろう。
私だけではない。もちろん。一つの行事が中止になればそれに関わっている多くの仕事もなくなる。例えば国画会の展覧会がなくなれば、それを運ぶ運送屋さんの仕事がなくなる。カタログを作る印刷業の仕事がなくなる。はがきを作る「業者の仕事がなくなる。美術館の食堂の仕事がなくなる。もっとたくさんの人がそれに関係して飯を食っている。それが全てなくなる。これは実に大変なことだ。
たかが展覧会が一つ無くなっただけで、それによって生活していた人が路頭に迷うことになる。簡単に自粛せよというけれど、ことはそれほど簡単なことではない。
またこれが無事明けたら、待った凄い不況の嵐がやってくるだろう。世界的な。そのことがまたおそろしい。