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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2020.04.02(ブログ)

はる 6910
 ご覧のパレットは百均のプラスチックの書類いれです。これが案外便利だな。私の絵の具は基本的にはアクリル絵の具なんですが、ところどころ壁土なども入ってきます。接着剤としてボンドも使うし、アクリルのメジュウムも使います。色んなものが。混然と一体となって絵の具のようなものになっています。途中絵の具が残りますがこの書類いれは蓋が付いているので、そのまま蓋を閉じれば一日や二日絵の具が固まることがないので便利です。二三日描かないときはラップをかけておくと一週間はもつでしょう。そして固まってしまったアクリル絵の具は厄介なんですが、このパレットの場合アクリルが簡単に剥離してくれます。これもまた便利。そしていよいよダメになればそのまま瓦礫で捨ててしまってもおしくはありませんね。

 筆は生徒の残していった残留物だし、刷毛はホームセンターで売っていた工作用の使い捨ての刷毛だ。どのみち使っている内にボロボロになる。高価な筆を使って高級な絵が描けるわけではない。いつの間にか本当にいつの間にか、特別なものを使わなくなった。反対に今までは絵を描く材料でなかったものを使う事の方が多くなった。こういうのはどこから来たんだろう。

 あるものを何とか工夫して絵を描く、そうだな絵を描くことだけではないな。考えてみると、こう生きて行く方法もそんなところがあるな。絵描きなどという仕事は、創意工夫でやってゆくしかない。どこかに「絵描きのなり方」などというハウツーものがあるわけじゃないからな。一人一人が自分で工夫して、考え考えやってゆくしかない。そんなところも私の場合絵を描くことと似ている。絵を描くことが仕事として分けられているのではなく、自分の生き方とほとんど不可分になっているという事かな。そうなって初めて絵描きという生活が成ったということかもな。

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comment(2)

 
 
「時分の花」は「自分の花」でもあったんですね。

 
その時、その時の「創意工夫」。世阿弥のいう「時分の花」ですね。

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