
はる 6833
この周りは古い家が多く、空き家になっているところもある。何を隠そう我が家の隣も爺さんが亡くなって空き家になっている。それをいいことに猫が住み着いて我が物顔で出入りしている。最近は自分の持ち物のような顔をして、私が近づくと不審者が来たという風に威嚇するありさま。
いつの間にか子猫が何匹か我が家の周りをうろちょろするようになって、玄関先が特におしっこ臭い。おい、我が家は公衆便所ではない。我が家の屋根は猫の通り道になっていて、どこどこと駆け回って運動会のようだ。そこまでは許そう。がまんして。
しかし、夏頃かな。どうも屋根ではない、身近にがそこそ音がする。そんなはずはないと頑なに嫁には天井裏説を否定していた。しかし、昨日あまりにもリアルに屋根裏から音がするので否定できなくなって、のぞいてみると何食わぬ顔でチョコりんと猫さんが座っていた。光当てても逃げないずぶとさ。絶対にここまではこないと分かっているようで腹が立つ。
というわけで、昨日猫が入りそうな穴を見つける探索をする。一応ふさいだけれどこれでもまだ駄目ならもう一度やるしかない。しかし、私もびっくりしたが、猫さんもビックリしたろうな。急に光当てられて。