
はる 6757
県民文化祭という昔の県展がこの秋にある。県展そのものは歴史が古く、たぶんどこの県でもこういった催しは毎年行われているのだろう。大がかりなものは神奈川県展という全国公募で有名だった。今はどうか知らない。私なども昔は年一回の県の公の公募に燃えて出品したものだ。その頃は同じくらいの年代の作家も多く出品していたように思う。
今日はその県展の搬入日で私は朝からそのスタッフとして出かける。この展覧会を開催するにはその会議も含めて年間に何回か集まる。驚くべきことにこれらはすべてボランティアである。金銭的なことを言ってるのではない。こういった文化的な行事を運営するのはある意味趣味的なものだから、お好きな方がやってくださいというスタンスなんだな。
この間のあいちトレンナーレの国の助成金の不交付などの話もあるけどね。公が金を出すなら口も出すというのじゃこれまた困るけど、何でもかんでもボランティアというのもおかしいな。我々は専門家であるし、それなりの知識も技術をもった仕事人でもあるわけだ。そこのところ少しは考慮してもらえないだろうか。と愚痴ってみる。