
はる 6693
イタリアも自慢できるような政治じゃないけど、庶民の住空間の充実ぶりというのは全く驚くなぁ、生活の重点の置き方がちがうのだろうけれど、それでも普通の人たちが羨ましい様な住環境に住んでいる。国土が狭いとか何とかいうけれど、それだけじゃないね。日常生活がじつに豊かだ。食べ物や交通手段は日本と比べると随分と安いし、年金制度も日本よりいい。
どうもな俺たちは体よく騙されているという気がする。例えば普通に就職して結婚して家庭を持つと第一にマイホーム、次に子供たちの教育だ。これを担保に取られるからせっせと働かざるを得なくなるんだな。政治が何だかんだいっても、これを担保に取られると全て現状維持しか方法がなくなる。お屋形様には逆らえない。従順な働き蜂をやるしかなくなるんだな。
しかし、何回もいうけど普通に仕事して一生働いたら、結婚して家庭を持って何人かの子供を育てて、そこそこの家がもてて、年一回は家族を連れて長いバカンスにでる。そのくらいの余裕がない人生なんて生きている価値がないのじゃないのか。こういえばそれはごく限られた一部の人たちだけだよというかもしれん。でもそうじゃないのじゃないか。本当は一部の限られた人たちが富を独占しているから、我々庶民が普通に暮らせていないのではないか。
そのカラクリに気付かないように、今の政治は嘘八百をならびたてて適当なこといって我々からなけなしのお金を搾り取っている。「生かさぬように、死なぬように」これがお上の政策の昔からの大原則だ。儲かっているところからたくさん取れといったらABは「それは間違った政策ですよ」とドギマギしてたけど、あれは本当のことを突かれたからだね。
もう一度いうけれど、お上は庶民の味方を語っているけれど、未だかつて庶民の味方になったお上は一度もない。彼らは「今だけ、自分だけ、お金だけ」しか考えていないと心得るべきだ。ごく一部の裕福層だけの優遇処置を撤廃して、少なくとも普通に働けば、家庭を持って、子育てして、家が持てるようにするべきだ。国民を疲弊させといて戦争準備などもってのほかだ。何考えとんじゃ。