イタリアの旅・シチリア、パルティーナ礼拝堂
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旅の動画・旅の動画・イタリア4 7/25 パルレモ・パルティーナ礼拝堂 ・・・・・・・ 是非画面をデカくして観てください。素晴らしいモザイクです。
はる 6681
タリア旅行記
イタリアは二十年ぶりに来た。海外旅行そのものも大病以後躊躇していた。飛行機に乗って狭いエコノミーで15時間もの苦行に耐えることが出来るのか、着いたはいいけれどそこから一歩も外に出られないのじゃ旅行に出た意味もない。そんなことが頭の中を行ったり来たりして二十年が過ぎてしまった。
さて、「案ずるより産むがやすし」とはよく言ったもので、飛行機に乗れば乗ったで、映画を観たり本を読んだり、また食事の来るのを楽しみにしている自分がいた。流石に15時間は長かったけれどね。
今話題のホルムズ海峡のそばのドバイを経由してイタリアフィミチーノ空港に到着。この国際空港の雑踏も何だか懐かしい。あぁ自分は今旅に出ているんだという気にさせてくれる。
今回の旅で是非行きたかったところはイタリアの地図で言えばブーツのつま先で今にも蹴飛ばされそうなシチリア島だ。よく言われるようにイタリアは南部と北部はまるで違う、お金持ちの北とよく言えば伝統的なイタリアっぽさの残っている、まぁ簡単に言えばアバウトな南という対比だな。
もう一つは映画「ニューシネマパラダイス」のトルナトーレ監督の出身地だということだな。この映画は興味がない人には申し訳ありませんが、私にとっては五本の指に入る名作ですね。是非観て欲しい映画なんですが、まぁ監督の自叙伝にちかい話ですね。戦前のイタリアの片田舎の映画し娯楽がなかった時代の話なんですよ。映画の話はまたの機会に。
さて、シチリア最大の都市パルレモにそんな鄙びた田舎を想像していた私は歴史を知らない大ばか者だな。パルレモの駅に着いて、まずその町の大きさにびっくりした。そして建物のデカい事、古い事に驚く。当たり前だなこの都市は紀元前から色んな民族が争って鍛えられた町だったんだな。ギリシャ、イスラム、アラブそしてローマ。それらすべてがミックスされてふるいに掛けられてできた町がパルレモだったんですね。
ちょっと不便なところですが、シチリアは本土にはないイタリアっぽさがあります。機会があれば是非訪れる候補に入れてください。その際充分に歴史を勉強してから行かれることをお勧めします。
クロアチア?観光ですか?気を付けて。