
はる 6670
アッシジの近くのサンタマリアデランジェリ教会
久しぶりのアッシジ。その下町にあるこの教会、訪れる人はそう多くはないけれど、今回の旅では初めての教会、その大きさと存在感に我を忘れてスケッチした。近くで見上げて描いたのであっちこっちに筆が飛んでいるけれど、かえってその方が臨場感があるな。今回のスケッチはゆっくり時間はかけない。兎に角現場で一本でも線を引くということを自分にかした。
写真もたくさん撮ったけれど、振り返ってみて楽しいのはやっぱりその場で描いたスケッチだな。写真にはその感動の半分も伝わらない。頭にあったのは三岸節子や木村忠太のスケッチだ。形を写している訳ではないのに、形は半分つぶれているにもかかわらず魅力的なんだな。あんなスケッチが描けないモノか。