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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓 - 2019.06.28(ポケットの窓から)


はる 6631
 山本太郎の新しい政党から女装の教授安富歩という人が立候補した。その記者会見をユーチューブで観た。この人の事はまぁ週刊誌的な記事で知ってはいたけれど、ほとんど何の興味も持っていなかったので、あぁ世の中にはそんな趣味の人もいるワイ程度の認識しかなかったね。

 もっとも太郎君自身にもそれほど興味を持っていた訳ではないが、確か福一が爆発した時にユーチューブで色々発信していた。タレントにしては真っ向から権力に反抗していた訳で、段々と番組から降ろされて行き場がなくなって、それならばということで政治に直接動き出した。そこら辺の経緯は良く知っている。タレント上がりという事であまり好意的にはみられないで、キワモノあつかいであったことは否めない。

 しかし、学歴も出目もけっしてエリートではない、だからこそ一所懸命勉強していくそのひたむきさはとても好感が持てるものだ。彼の演説をユーチューブでよく観るのだけれど、なかなか感動的な演説をする。いまの政治家で彼に対抗できる演説が出来る政治家はいないのではないだろうか。

 その彼が今度は自分の政党を立ち上げた。政党名は漫画のようで好きではないが、案外これからはイデオロギー抜きの○○組ぐらいの方が若い人たちにアピールするかもしれないな。単にブームで終わらないことを強く願っている。

 ところで昨日立候補した安富さんの話を聞いてよくわかったことがある。さすがに頭の切れる人は簡単な言葉で言い表すことができるんだなと感心したしだい。反対に誰かさんのように頭の悪い人は持って回った言い方をして「言語明瞭意味不明」の言葉の羅列となるらしい。気を付けなければ。

 さてその話を書こうと思うのだが、上手く描けるかどうかわからない。

 一つは「政治」ということば「政策」ということを何のためにするのか?という事を端的に言っていた。「子供たちを守る」そのことだけだというんだね。あらゆる政策がそこにむかっていなければ意味ないという。人類がそれを放棄して「自分だけ金だけ今だけ」をやりとおせば滅亡すると。振り返って考えれば今の政治はすべての点でこの「子供を守る」ということをやっていない。政治は「子供たちを守る」ものだという簡単な言葉に置き換えたのは凄いと思った。

 もう一つは「経済」の話だ。何となく経済というと高級そうでとっつきにくい。専門家でないと話が出来ない雰囲気がある。彼は経済学者なんだな。その彼が経済は「暮らし」だというだな。暮らしという事になるとそこら辺のおばさんでも分かるというのか、話題に出来る。暮らしにくくなった」といえばそれはそのまま日常会話で成り立つわな。

 で面白いのは例えば田舎で月3万円で過不足なく幸せに暮らしていた人間が、都会に引っ越しして月20万の収入がないと暮らして行けなくなる。そうでないと幸せに暮らして行けないと感じる。もうここで7倍もの経済発展をしたことになる。GDPがなんだかんだというのはこういう事だというんだな。問題はそれが幸せであるかということなんだ。どこかにまやかしがある。そろそろそこらのまやかしに気付かなければこれもやって行けなくなるのではないかといことなんだな。

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