
はる 6570
非正規労働者にとってこの10連休は死活問題だとおもうな。そういつの間にか仕事というのは正規と非正規労働者にわけられるようになってしまった。昔は非正規と言えば学生のアルバイトか、おばさんのパートタイマーと決まっていた。それがいつの間にか非正規の方が多くなってしまった。
そりゃ、雇い主にとっては正規労働者を一人雇うより、非正規労働者をとっかえひっかえ雇った方が安上がりさ。文句があるならさっさと頸切って文句を言わない、黙って働く安い労働者を雇った方が何倍も効率がいい。そうやって企業側の都合のいいように法律を変えて今に至っている。
その理屈は今度の外国人労働者を海外から雇うというのにも共通している。日本人を一人雇うより、安い外国人を雇った方が」安上がりだし、期限があるからどんどん新しい人を雇えばいい。保険も年金もいい加減ですむし。企業にとってこれほど都合のいい労働者はない。
これはね。一昔前の今問題になっている徴用工と同じだよ。極悪の環境で何の保証もなく働かされる外国人労働者。日本の企業の根本的な体質は変わっていない。「金だけ、今だけ、自分だけ」
こんな滅茶苦茶をやる日本はそのうちに世界中から相手にされなくなるだろう。