
はる 6558
すこし寒い。大きな絵を運送屋さんが取りに来た。もう30年近く出品続けている。これもまた毎年の事だけれど、続けることはけっこう大変だな。最初の頃は入選する事だけを目指していた。あわよくばした方の賞でも取れればもうけもの。そのくらいのつもりで出品していた。私が出品し始めた頃の国画会というのはそのくらいのレベルだった。
全国公募は一体いくつあるのか、今はまだいいけれど後20年もすればつぶれる団体もでてくるかもしれんな。絵を描く人口そのものは減ってはいないけれど、若い人が絵を描かなくなった。そうだな、絵は面白みが分かるには10年ぐらいかかるからな。今絵を描いている人たちはリタイヤしたお年寄りばかりだ。まぁそれもいいけどな。
そういった公募に出品する絵と個展で発表する絵とは根本的にちがうな。