
はる 6524
町内会が急激に高齢化して私の家の周りも空き家が多くなってきた。空き家でなくても一人暮らしで町内の役員が出来なくなってきて回覧板も回さないでくれという家が何軒か出てきた。まぁ私たちも結構高齢化してはいるのだけれど、まだ10年ぐらいは何とかなるだろう。けれど、そのあとの事はまるっきりわからんな。日本の地方都市全体がこうなっているのだろう。そのうちに夕張のように都市が破たんするというようなことになって行くのかもな。道路の修復が出来ないとか、公共の施設が維持できないとか、健康保険がべらぼうに高くて払えんとか、バスや公共の交通機関が動かないとかなってくるだろう。
地方の財政はたぶんここ数年で危ないところがでてくるかもしれん。国も大丈夫だと胸を張れる状態ではないのだろう。にもかかわらず全く苦労知らずのボンボンが舵を握っているので、強い日本の幻想を未だに引きずってこれだという手を打たずにいる。大国相手に防衛競争しても如何ともしがたい。そんなことより次の時代の手を打たねばもう遅すぎる。
原発などに関わってる場合じゃない。日本は再生エネルギーに特化した新しいビジョンを示せばそれに付随した新しい産業が絶対に立ちあがってくる。今すぐそういったビジョンを示すべきだ。少子化にしても教育費をどんな子供であれ日本に住んでいる子供であるならばシングルであれ、ハーフであれ、外国人であれ支援すればいい。そうすれば世界中から子供が集まってくる。教育だけ受けて自国に戻ってしまうかもしれないが、それでも何割かは日本に残って役に立ってくれるだろう。まだ間に合う。このままだと破綻は見えている。