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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

千利休・「守・破・離」 - 2006.05.31(日記)

はる 1807
 どうもな、今世間を騒がしているあのことを少し書くかな。

 テレビも新聞も最近観ていないので、ネットの情報しかしらない。でまぁネットで見る限りでは弁解の余地はないように思えるな。たまたま偶然に似てしまったという範疇ではないからね。

 我々と比べるのはおこがましいけれど、今の自分の作風というのはありとあらゆる作家の物真似から入っている。観る人がみれば誰と誰のここから盗んだものだということがはっきり分かってしまうかもしれない。

 元々こういった芸事というのは師匠なり優れた先人のものを真似する、盗むところから始まる。「守・破・離」というのはお茶のお稽古事の段階を言い表している。

 最初は師匠の真似をする、守る。次にそういった約束事を越えてみる、約束事を破る。やがてそういった全てのことから離れて自由自在な境地に至るという意味らしい。

 ある時期にどれだけ多くのものを吸収したかが、その後の自分の作風を決定する。そうだろう?前にも書いたけれど、文化と言うものは真似して真似されてミックスされてやがてそこから新しいものが生まれてくるものだからだ。

 けれどここからが問題なんだけれど、ならば何のために絵を描くのかということだ。

 全ては道具なんだ。目的は自分というものを探るための道具なんだな。オリジナル(根源、源泉)はもうすでにそこにある。何年も前から、生まれる前からすでにそこにある。ただ見えないだけ、気がつかないだけなんだな。それを見つけるために絵を描いているということだろう?

 はっきり言って絵を描くことは目的ではない。描かないでもいいならそれでもいいのだな。方法は色々あっていいのだ。絵を描くことは一つの手段だと思う。

 ということで、今回の事は目的と手段を間違えてしまったということで、展覧会の為に、画商の為に、絵をかいていると陥りやすい罠かも知れんな。


  気をつけましょう。



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