
はる 6454
正月も子供頃が楽しかったな。特に何もなかったけれど、親父がいて家族全員が勢ぞろいしてあらたまって「おめでとうございます」とお屠蘇をいただく。百円ぐらいのお年玉もらって、それだけだったけど正月っていいなと思った。絵に描いたように子供たちは刈り取った田んぼで凧揚げをしていて、コマを回して遊んでいた。これは今時では絶対にありえない風景だな。貧しかったけどな、日本全体がそうだったから、特に貧乏がつらいなんて思わなかった。
今はどうなんだろう。正月も普通の休日とかわらんな。というのかほとんど毎日が休日のようだからな。まぁ生涯現役で仕事しているというだけだ。個展をやって画廊に来てくれるお客さんと話をするのが一番面白いかな。
明日から少し仕事始めよう。本年もよろしく。