
はる 6393
今日は午後から県の仕事で美術館にいた。県の文化祭は県の一大事業だと思うのだが、これに掛ける予算はすずめの涙程度だ。昔はそれでも出品料は取らずやっていた。なぜだか最近は審査料を2000円も取る。それにもかかわらず我々は500円ぐらいのノリ弁当一つで働いている。いい大人が、それもそれなりに専門の見識を持った人間が一日働いてノリ弁当一つだ。
県の行事でありながら、県の職員はほとんど顔を見せない。我々はなぜか当番がまわってくる。それにとても大事なのは、特に感謝されていないということだ。当たり前のように使われている。ノリ弁当ひとつで。お金が欲しい訳ではない。もちろんくれるなら貰うけどね。言いたいことは、県の大事な行事を我々が取り仕切っているにもかかわらず、感謝もされていないということだ。
これが文化国家と言われる日本の地方の現実だな。あほくさ。