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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2018.10.19(ポケットの窓から)


はる 6379
 大きい作品の人物の顔。顔は難しい。しかし、顔が決まらなければすべてダメになる。それほど絵にとって顔の存在は大きい。具体的に描写するならそれはそれでどんどん描きこんでゆけばそのうちに何とか存在感のあるモノになるだろう。よくモデルさんを呼んで一生懸命画面とにらめっこしながらデッサンしたりスケッチしたりする会があるけれど、それはそれで意味あることだけれどね。それをいくら積み重ねてもこの顔は出てこない。

 描写する訓練を積み重ねるとその先には自分のカタチが自然に出来るか?といえばそれは出来ません。描写が上手くなるだけです。自分のカタチを創ろうと思えばどこかでそれを意識しなければ出てこないのです。そこからが長い長い旅が始まるのですな。ほぼ永遠に続きます。

 この顔は比較的に上手く行った。ただこれももうだめかと思うところまで壊した先に出てきたもので、ほぼ偶然の産物です。目の表情が難しい。あくまでも描写にならないように、尚且つ作為的にならないようにというのは本当に難しい。最後にえいやと居直って引いた線がたまたまよかったというだけに過ぎない。もう一回やれと言われてもたぶん描けない。

 これは能面とか仏さんの顔とかアフリカの仮面とかそんな表情のある顔です。出来れば壊さないように全体が仕上がればいいのですがね。

comment(2)

 
 
 そうですね。

 
「描写」と「表現」の違いということでしょうか?

secret


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