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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

冬がれた丘No125 - 2018.10.06(イタリアスケッチ)

はる 6366
 このスケッチは今回初めて出すのではないだろうか。似たようなスケッチがたくさんあって出さずにいたものだ。今回FBでイタリア滞在記をアップしているのでその影響ですね。
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25 冬枯れた丘(カピトーネ村) '96/1/12

 ミラノからブレーシアの小さな旅に出た。北へ向かう列車の窓からの風景は、白一色の 雪景色だった。

 ブレーシアには手塚さん夫婦が、私たちが来るのを待っていてくれた。手 塚さんは海外生活二十年を越すベテランだ。

 あいにくの雪で缶詰状態だったが、天井の高 い古い宮廷のような家には度肝を抜かれた。ブレーシアは文化的にもドイツに影響を受け 整然としていかにも寒い地方を感じさせた。

 イタリア国内でも北と南では、国民性がかな り違う、よく言われるラテン的な底抜けに明るく陽気で、ちょっとルーズでそれでも憎め ない、イタリアのイメージは南の地方で、北の人達にはとにもかくにも、今のイタリアの 経済全般を担っているという自負がある。放蕩息子と孝行息子ほどの差だろうか。

 カピトーネ村に帰ってきて、久ぶりに丘を眺めた。天気のせいもあるのだが、すっかり 様子も変わり、どことなく憂鬱で寂しい冬枯れの風情。暮れから少し体調を崩していたこ とも加えて、気分的に落ち込んでいる。

 風景に四季があるように人の気持ちにも変化があ る。牧草は一足早く春を見つけて、うっすらと黄緑色に萌えて来た。落ち込んでばかりい ないで、新たな活動を開始しよう。


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